Plan A, Plan B, Plan C・・・ 夢とお金とリスクの戦い
2009年 03月 27日
今日、またまたINSEADの卒業生と会ってきました。
彼は2年程前にINSEADを卒業し、現在は日本でヒルズ族の一員としてPrivate Equityとして働いています。
途中からなんだか人生相談のようになってきた今日のミーティング。
実は、独身の卒業生と会うのは初めてで
初めて
「結婚してるといろいろ大変ですね~」
と言われちゃいました。
たしかに、2人でMBA留学となると、独身もしくは家族を置いた単身留学とは異なる問題が山積み。
お金が2倍かかる、合格時期や受験場所を合わせるか行く時期をずらさないといけない(すると期間が倍かかる)、卒業後に仕事をする場所を合わせないといけない、
etc...
単身赴任、別々の地のMBAに同じタイミングで行くなど、「離れる」選択肢が我が家にないので
結構しっかりプランを練らないといけないのです。。。
今日卒業生と人生相談しながら出てきたプランは以下の3つ。
1) Plan A
彼と同じタイミングでINSEADとアメリカの大学にそれぞれ合格。
INSEADを卒業したら(1月入学、12月卒)、アメリカで仕事。彼は同じ年の9月からアメリカの大学に留学。
これだと、2人共希望の大学に行けるうえに離れる期間が9月から12月の3か月だけ。
デメリットとしては、私がアメリカで仕事が見つからないリスクが高いこと。
見つからなかったら、2人で約3500万円ぐらい発生するキャッシュアウトに対応できない。(学費2人で1500万、生活費2人×3年で1500万、移動などもろもろ500万?)
2) Plan B
二人でアメリカにMBA留学。そのまま頑張って2人でアメリカで仕事を探す。
メリットは離れなくていいこと、2年間で2人共修了できること、「どっちかは仕事見つかるでしょ」的なこと。
デメリットとしては、2年で2人でただただキャッシュアウトなこと。(最低2500万ぐらい)
アメリカといえども広いので、同じタイミングで同じ大学に合格するか、近くの大学に行く必要があること。
(実際、StanfordとUCBerkeleyの2人が同じ場所に住むことすら結構厳しいようです)
3) Plan C
二人でINSEADに留学。ヨーロッパに2人で就職できたら万々歳だけど、現実的に考えて、2人でアジアのどこかに就職。
一番現実的ですが、アジアで仕事したあとにシリコンバレーに行って起業するのはなかなか大変そう。
現実的な「安全パイ」を選択することで、「リスクを手にするチャンス」を捨ててしまっていては
Never Knowingの精神にそぐわないような気がします・・・。
「2000万借金」だとか
「仕事がなかったら・・・」
なんて、とても新婚夫婦とは思えないような会話をしながら
地下鉄に乗ってトボトボ帰ってきました。
by tomokolea
| 2009-03-27 00:10
| MBA